クイニーアマン

フレッシュバターとブルターニュ地方の
天然塩を使用した甘塩ッぱいイ発酵菓子。パン

 

外はかりっと中はふわっとした食感
芳醇なバターの香りと風味、
そしてほんのり塩気のある味の
バランスが絶妙な菓子パン

 

【クイニーアマンの由来】

フランスのブルターニュ地方の伝統菓子。

クイニーアマンという言葉は、フランス語ではなく
ブルターニュ地方の古い言葉。ブルトン語です。

「バター(amann)の菓子(kouign)」という意味で
ルターニュ地方ではもっとも古いお菓子と言われています。

このお菓子は失敗からできたと言われており、
ブルターニュのパン屋のおかみさんが
パン生地の切れ端の上にうっかりバターを放置し、
溶かしてしまい、おかみさんは生地とおいしい塩味のバターを
無駄にはしたくなかったので、生地を何度も折りのして
砂糖をまぶし焼いたところ、このお菓子ができたとか。

それ以来、このお菓子は
Kouign’amann(クイニャマン)と呼ばれるようになり、
ブルターニュの名産として親しまれるようになりました。

スコルディア氏はそれを商品化することを思いつきました。

そして、1878年に彼が他界すると、その娘夫婦がパン屋の跡を継ぎましたが、父亡きあとも定期的に注文を受ける人気商品になっていきました。

この菓子名「クイニ―・アマン」は、お菓子を意味するブルターニュ語「クイニー」と、バターを意味する「アマン」という言葉からできており、文字通り「バターのお菓子」ということです。

ブルターニュは、かつては土地の痩せた地域ですが、現在では酪農が盛んになり、バターや塩が名物として知られています。

ですから、クイニ―・アマンというお菓子は、まさにブルターニュの特産品のみで作られたお菓子なのです。

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